【太陽光発電についてお答えします!無料メール講座-Day8】AIと蓄電が変える未来 ― 太陽光発電の新しい時代へ

こんにちは。シルバーキング池田邦泰です。
8回にわたる「再生可能エネルギーの旅」も、いよいよ最終回となりました。
今回は、これからの時代を支える二つのキーワード――
「AI」と「蓄電」についてお話しします。

太陽光発電は、晴れの日には多くの電力を生み出しますが、
夜間や天候の悪い日には発電量が減るという“変動”の課題を抱えています。
その不安定さを補うのが、今急速に進化している蓄電技術(BESS:Battery Energy Storage System)です。

現在、国内外で開発が進むリチウムイオン電池やナトリウムイオン電池は、
大量の電力を安全に蓄え、必要なときに放電できるレベルにまで到達しました。
兵庫県・加西市で導入予定の13MW/55MWhの大規模蓄電システムもその一例です。
これにより、地域単位での「安定供給」「災害対応」「地産地消エネルギー」が可能になります。

そして、もう一つの革命がAIの活用です。
AIは、天候予測や電力需要データを学習し、
「いつ・どこで・どれだけ発電するか」「どのタイミングで蓄電するか」を自動で判断します。
まさに“考える発電システム”です。

たとえば、AIが翌日の曇りを予測すれば、
前日に余剰電力を多めに蓄電池へ送る。
電力需要が高まる夕方には自動的に放電し、安定供給を維持する。
そんな未来が、すでに始まっています。

AIと蓄電――
この二つの技術が融合することで、
太陽光発電は「天候に左右される電源」から「賢く管理される主力電源」へと進化します。

地球温暖化防止の鍵は、もはや国家政策だけではありません。
それは、地域の工夫、そして私たち一人ひとりの選択の中にあります。

どうかこのメールを読み終えたあなたが、
「自分にもできることがある」と感じてくださることを願っています。

これからも、私と一緒に、
地球と共に生きる道を探していきましょう。

―― シルバーキング 池田邦泰

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