長崎・五島列島沖に、日本初の浮体式風力発電所があります。
海面から見えるのは、巨大なブレードだけ。
その下には、巨大な「半潜水式フロート」が隠れています。
波の高さは3〜4メートル、時に台風も襲います。
それでも風車は、静かに、確実に動き続けています。
この浮体式技術は、日本の海の地形に合わせて開発された“日本型モデル”。
三菱重工・東京大学などが長年かけて完成させた結晶です。
世界が注目する次世代の洋上技術――
それを動かしているのは、五島の漁師たちと地元の若者たち。
風は、彼らの新しい誇りになりました。
👉 次回は、風車そのものの進化に迫ります。

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